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最終回 日本一の山に登れ!Mt.Fujiヒルクライム完走記 [TESTACH Tre-mignon]

今更、6月の初めの話を書くのも気が引けるのではあったが、それと言うのも下書き用のメモを紛失してしまったことも一因であった。今となっては、あのメモを誰かが読んだりしていないかだけが気にかかるところではある。おそらく拾ったところで、キャラメルとか、ミクちゃんとか訳の判らない単語の羅列であるのでおそらくなんのことか判らないだろう。たぶん。
と、いうことで、メモなしで自分の脳みその海馬を頼りに書いてみようと思うのであった。

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あの日、確かに天は我らの願いを聞き届けた!
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80%の降水確率とゴール付近に至ってはの予報にもかかわらず、当日の朝にはスタート地点は薄曇り。五合目は晴れ。なんとかレースの間だけは降らないで欲しいという皆の願いは聞き届けられたようであった。しかし、いったい何と引き換えになったのか。。。ふとそういう不安もかすめたが、いよいよスタートである。私は女子のため問答無用で第二グループスタート。第三からは5分おきに順次申告タイムの速い順からスタートする。つまり、スタートから1キロの計測開始地点に到達しないうちに、レースのトップ集団に抜かれまくるわけだ。以後ゴールまで殆どの参加者が私の右を走って行った算段になる。

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公道を封鎖して行われるレースのため、ベルやライトは不用。みな軽量化のため外している。しかしブルバーとしてはなにやら不安。。。まあ、そんなにシリアスに走っていルワケでもないので、サブの前照灯と小さなリアフラッシャーは付けたまま走った。結果としては、途中いろいろ役にたったと思う。

スタートして暫くは計測しないため、みなゆっくりであったが、スバルラインの料金所手前を左折したとたんに、さすがレースである。みな一気に加速し始めた。わたしもつられて走りそうになったが、ここは我慢のしどころである。最初は勾配でやってきて、最後は寒さと空気の薄さが敵なのだ。ヤツの手口は判っているのである。あくまでマイペース。目標タイムというのもおこがましいが、レースはレースだ。ハンガーノックにならないで脚を着かないで、2時間20分(試走タイム)以内でゴールすること、ゴール前で減速しないこと、が私の完走条件とした。あまりの低レベルさに我ながら赤面ではあるが、自転車とはそもそも個人的な乗り物であるので人それぞれ。自分の中の自分を越えられればいいのである、としておく。

以上の条件で完走するためには平均時速は10キロを切ってはならない。そして計算通りのスタート順であれば、あの人にゴール手前で抜くか抜かれるか(笑)の、からみがあるはずなのであった。

ポケットにありったけのキャラメルを持って、登坂の開始である。まわりの参加者に、「青空も見えますねえ、このまま降らずに終わりますかねえ」「最初の方が勾配がきついんですよねえ」などとコミュニュケーションを図るも、かなり空振りが続き、ふとおかしいなあ、そんなに皆ヒルクライムが辛いのかなあと思ったのだったが、途中ではたと気がついた。これはレース(って何度も自分で書いてもいるのだったが)なのだ。そうであった。他人としゃべっている余裕があったら、踏むべし踏むべし、廻すべし。

とはいっても、味気ないなあー。と、MTB乗りのおじさまを発見。お話ししてくれたので嬉しかった。これで5回目の参加と言うことで色々お話をしたのであった。しかし、途中で「僕はMTBなので。。。お先にどうぞ。。。」と言う感じでまた一人旅。5分おきに聞こえていた各グループのスタートの「ドーン!」という号砲ももう聞こえず、これからひたすらたった一人で登って行くんだなあと思っていたそのとき。背後から。

「いやーあなた!いい感じで回してますね!!そのまま!頑張って行きましょう!!」

と、一陣のさわやかーな風のように私を追い越す御仁が!
そう、俳優の鶴見辰吾さん☆だった。わたくしは常々、氏が「オレの川、鶴見川。」と公言なさっているのを聞き、鶴見川の土手から100mのところに産まれ育ち、大学出るまで住んでいた元祖ツルマーとしては、ややニガニガしく思っていたのであったが。

もう、ぜーんぜんOKです☆鶴見川と言わず横浜市も川崎市もあなたのものです♡

という感じに一変した。ちなみに鶴見川、昭和50年代までしばしば氾濫し、よく大雨になると床下浸水したものだった。おりしも河川汚染が著しい頃であった。また今はアザラシなどが迷い込んでいるそうなので、違うかもしれないが、当時は日本一水質の悪い川であった。親からは、鶴見川の水に触ると死ぬと教えられており、それはそれは恐ろしかったのであった。
それでは私の川だったころの写真があったので公開しておく。大綱橋付近の鶴見川土手である。今で言うサイクリングロードだ。
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禁断の二人乗りをしていることに関しては、時代とかわいらしさと、うしろに0系新幹線が写っているところをみると、親のやらせ的ショットの可能性も高くお見逃しいただきたい。あ、補助輪もこのあとすぐに外れてますから、たまたま弟が乗っているからですから!

と、メモなしで書いているとあっっと言う間に脇道にそれることにきがついた。これではまた続くになってしまうではないか。ここですこし強引にヒルクライムレースに話を戻そう。

鶴見辰吾さんに応援され、勝手に褒められた!と有頂天になりルンルン気分で標高を稼いで行った。キャラメルも美味しいし、なんだかとっても楽しいのであった。数カ所カメラマンが写真を撮っているのを発見し、ポーズをとってみたり、下ハンを持ってみたり。
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あとからスポーツエントリーを確認したら、20枚近く写っており、そのレースにあるまじき速度の遅さと、愛嬌を振りまき過ぎに深く深く反省したのであった。

そして、大沢の駐車場を過ぎ、富士吉田の和太鼓の応援に送られ、あと4キロの急なカーブを曲がった頃、はるか後ろから、聞き覚えのある電子音が。。。!

来た!!速すぎる!!!

予定ではかの人にはゴール手前で追い抜かれるはずでなかったか。。。?その人とは、最終グループの最後尾から、コスプレとママチャリで富士山を登って来るあの御仁である。まだ3キロもゴールは先なのに、、、

彼が最後尾から70分で登って来るのに対し、私は第二スタートなので55分のアドバンテージである。合計125分であるので2時間と5分だ。あれ?私ぜんぜんまにあわないじゃん

と、いうことで、計算通り、ゴールのはるか手前で電子音と初音ミクのお姿で私を追い抜き、あっというまに見えなくなってしまった。無念なりー。来年はギリギリまで追い抜かれないようになりたいものだ。

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ゴール手前はほぼ平坦。見栄でアウターにいれ一気にゴール。それにしても笑い過ぎである。
タイムは、、、2時間と16分。はい。136分です。36歳以上の女子では下から数えた方が速いです。ちょっとのんびり登りすぎたと反省しております。私の職場のチームは、男子の最速が70分20秒、女子は97分とめちゃめちゃ成績がよかっただけに目立つのであった。しかし、千葉なんて山のないところで自転車部を作って房総で走っていて、ヒルクライムレースなんて速いわけなんかないじゃん、と思っていたのだが。いやはやみんなの成長にオバさんは胸が熱くなったのであった。

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当然、部員全員に抜かれていたので、ゴール後焼きたてのメロンパンを買って皆待っていてくれた!
最高の味である。

そして、私たちが個人的に注目している御方の姿を発見し、記念撮影をして
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来年は抜かれないように努力します☆

めでたしめでたし、さて、では全員で下山しましょうか。

と、ダウンヒルを開始して、最初は晴れており快調に下っていったのであったが、あと10キロほどで到着というころから突如として雨が降り出したのであった。水煙と雨足で視界が極端に低下、ブレーキも効きづらい、それに手が疲れてきて握力がそんなに持たない。あわてて前照灯、リアフラッシャーを点灯し下ハンに切り替える。私は結構余裕で登ったので、さほどではないはずだが、この怖さ。レースに全身全霊全力でゴールしたメンバーにはさぞかし辛かろう。頑張れ、全員無事に千葉に帰らなくては!

雨は、レース中に降らなかった分を取り返すように降り続け、スタート地点に帰ってきた時はザンザンぶり。うどんが振る舞われたのだったが、うどんの汁に雨がどんどん降りそぎ、薄味のお上品なうどんと化していたのであった。食べ終わり、自転車を車載しに駐車場までいったころ、嘘のように雨は止み、青空が現れたのであった。結果から考えるとそれなら五合目で1時間くらい遊んでいればよかったのだったが、私はなんと夕方5時からお仕事の身、そう、今日2回目の時間との戦いが始まったのであった。私以外は温泉に行ったり、ご飯を食べて帰るということであったので、私の車に三台もロードバイクを詰め込み皆去っていった。

さて、ここからは書くことは殆どない。ポカポカ初夏のいい天気のなか眠気と戦い、5時からの仕事と後ろの自転車3台を無事にもって帰る使命を果たしたのであった。はたして、午後4時過ぎに鴨川市に到着、昼ご飯を1人某ファミレスで、自分にハンバーグなる高カロリーな献立を食すことを許したのであった。
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全員、無事完走し、私も個人的にヒルクライムも業務も果たすことができ満足であった。部一番の鈍足であったことはそれに比べればなんということもないように思えるのであった。とはいえ、来年は2時間を切りたいなあなどとも密かに考えたのであった。
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