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富士山試走の巻 [TESTACH Tre-mignon]

神は、この日のために、わたしに脚をお与えになった。
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日本一の山富士山に登るイベントに来月参加するのである。
春にエントリーが決まってから、暇を見つけてはあっちの山、こっちの丘と登ってこのイベントに備えてきたのであった。とはいっても、かなしいかな。日本で一番平坦な県、千葉に住んでいる以上なかなか峠らしい峠がなく、不安なのでもあった。なにせ一番高いところで標高400mくらいしかないのである。
それでも清澄山、岩高山、嶺岡など、一生懸命取り混ぜて走っていたのであった。仲間のなかには、鴨川有料道路を5往復などという修行を課しているツワモノもいる。それぞれがそれぞれのやりかたで来月に向けてトレーニングをしていたのであった。しかししかし、どれだけ練習に励んでいるとはいえ、やはりぶっつけ本番はいかにも無防備。一回は予行演習をしたいと思うのが、人情である。

と、言うことで、先日富士ヒルクライムの試走に行ってきたのであった。結論から申し上げると、経験したことのない想像を絶する経験が私を待っていたのであった。今回のイベントのコースは全長約25km。獲得標高が1200m程度、平均の斜度は5%ちょっと。25kmずっと上り坂ということ以外については全然内容がわからない。この数字を見て、平均5%の坂?たいしたことないじゃん。と思ったそこの人!ただちに呪われよ

まず、朝も明けやらぬ午前4時。千葉県鴨川市某所にメンバーが集まった。これから、えんやこら、アクアラインで東京湾を渡り首都高速から中央道で一路、富士の玄関口、富士吉田市に向かうのであった。朝4時というと、まだ暗く、こんな朝早くから自転車に乗るために、眠い目をこすって運転しているのは我々、、、鴨川有料道路を通る車も我々物好きくらい。。。

。。。

。。。

???


鴨川有料道路に入ってしばらく運転していると、なにやら道路に人影が!
しかも複数人いて自転車に乗っている。。。
おどろいてよく見ると、一部の人は矢折れ尽き果て(?)て路側帯で大の字に寝ているではないか。


これは、ひょっとして。。。この疲れながら眠気と戦い、少々蛇行しながらも明け方の山を登っている。。。時には道っぱたで寝ることも厭わない!


まさにブルベの人だ!!


感動にウチ震えた私は、すかさず助手席の窓を全開にして、『ブルベ、頑張ってください、キャー♡』と声をかけまくったのであった。
しかし、冷静に考えると、朝の四時に睡魔と戦い、疲労と争い、自分と坂(鴨有)だけの世界に没頭している時、突然真っ赤な車が寄ってきてなにやらオバさんが叫んでいるという状況が勃発するわけである。たぶん、悪夢か幻覚かなんかだと思ったろう。。。しかし、こちらは応援出来たので満足なのであった。今日、こんな時間に自転車のことを考えている人がこんなにいる。。。今日のスケジュールは日帰りで富士山の試走に行って、帰ってきたら夜勤。こんな無茶ぶりであったが、まだまだ自分は変態ではない。っていうかまだマシ?ぜんぜんOK?という気持ちになり、ご機嫌で山梨県に向かったのである。




中央道に入り八王子をすぎ、なんどかカーブをこえ、ぼんやり車を運転していると。それは突然我々のまえに姿を現すのであった。富士山である。大きい、そして全身で唯一無二の存在であると周囲に有無を言わせぬ存在感である。上1/3くらいはまだ冠雪しているではないか。っていうかあそこの真ん中当たりまでこれから自転車で登ろうと言うのである。やっぱあたまおかしいかもしれない。

レースで計測が始まる交差点付近に立つ。曇ってよく見えないが、真正面に富士山を望む。
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ということで、試走編、続く。
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雨のNAGARA TOWN CYCLING PARADE 2012 [TESTACH Tre-mignon]

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ある春の日、ふらりと立ち寄った行きつけのサイクルショップでポスターが目に入った。連休の某日に長生郡で行われる35kmのサイクリングイベントである。店主に詳細を聞くと、「kayoさん達にとってはポタリングレベルですよ」「参加賞はお米とお寿司と天ぷら」とのことであった。特に後半部分の叙述が極めて興味深く、いつもの仲間と参加することにした。

通常は車両進入禁止のダム湖畔道路が解放されその13kmとダム湖周辺の一般道と合わせて35kmのイベントであるらしい。そのためルートラボでのコースチェックが出来ず、ポスター内の”高低差10%の醍醐味”という部分がやや気になったものの、特に深く考えることなく当日が近づいていった。

連休中のイベントであるので、渋滞も予想されるため今回は久々の輪行で行くことにした。安房鴨川から外房線に乗り茂原駅で降り、自転車を組み立てて再出発。スタート地点の長柄ダムまで12kmである。これで往復24km足されるのでだいたいの走行距離が60kmになるのでちょっと短いけれど、物足りないけれど、たまにはこんな楽なサイクリングもあっていい
そして昼にはゴールしてしまうだろうから、ダムの隣にある秋元牧場でついでにジンギスカンを食べて帰ってこようではないか。帰りの特急わかしお号でビールでも飲んじゃおうではないかと、完璧なプランが完成した。しかし、今から考えれば、「百獣の王、ライオンでさえウサギ一匹にも全力を尽くす」とか、「油断大敵」とか、「勝ってカブトの緒を締めよ」とか様々な金言格言が頭をよぎるのだった。

さて、そんなことは露とも知らず、当日の朝であった。予報通り天候はであるも、徐々に雨量は減り昼過ぎには曇りになるらしい、それならば今回は距離も短いことだし、リュックに雨具と着替えとタオルを詰め込みいざ出発した。このリュックはかなり重いが、スタート地点でスタッフに預かってもらえばいい。(と、そのときは思った)

待ち合わせ時刻、朝6時の外房線・安房鴨川駅。この時点ですでに雨のためびしょぬれである。幸い大雨警報は解除されていた。しかしこの雨に関しては、予報されてた昼頃に止むどころか、一日中降り続けたことをここに強調しておく。雨が吹き込むので駅前の軒下も濡れており、どんどん輪行袋やらリュックやら水浸しになっていき、かなり憂鬱なスタートであった。が、問題はそれだけでない。あと20分程で電車が発車するのに、まだ2人来ていないのだった。今、2人が登場したとしても、この雨の中、自転車を輪行袋に入れて、しかも跨線橋を越えて隣のホームまで行かれるだろうか。。。まず無理だ。

しかし、この程度のことは既に予想されていたので、わざわざ一本早い電車を指定していたのだ。次ので出発してもギリギリスタートには間に合う。。。かもしれない。
と、いうことで、今回この時点から、ゴール後までずっとギリギリ進行のため写真がいっさいありません。(実は5/4付けのY売新聞地方面に小さく載っています)わたくしの、文章だけでご容赦ください。

そうこうしているうちにやっと1人到着、その子が自転車をバラしているうちに、目が覚めたらどこかの飲み屋にいたという、最後の一人のアパートまで駆けつけ、叩き起こして準備させやっと予定より一本遅い特急わかしお号で茂原駅に到着したのであった。

降り立った茂原駅、ここから12km先の長柄ダムが今回のイベントのスタート地点である。それにしてもものすごい雨である。さっさと、自転車を組んで出発しなくては。それぞれ組み立てに取りかかった。ちなみに私は雨予報だったため前後輪ともにフェンダーを装着
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(これは前日の写真)
多少、付け外しに手間はかかるが、雨の日にはきっと役に立つはずである。
さて、皆走り出せるかな?と回りを見回すと、1人まったく自転車が組めていない子がいるではないか。やばいぞ。と見に行くと、なんとロードバイクを濡らすのが嫌なのでクロスバイクできたとのこと。おどろいた。言わば、じぶんだけ助かろうとしている裏切り者である。そして、無知を忍んでここに告白するが、私はクロスバイクを分解したり、組み直したりしたことないのである。
ブレーキの付け方と後輪のはめ方がわからないというのだが(全部じゃないか)、Vブレーキってあのひっかけるとこが嫌にかたくて、なんかどっか緩めてはめたら、ブレーキレバーんとこのネジをどうとかするんじゃ?とか騒いでいるうちに、スタートまであと30分、もはや絶望的である。車で先にスタート地点に着いていた別働隊に、おそらく間に合わない旨、先にスタートして欲しいと電話したのであった。

慌てて輪行袋やらなにやらを再度リュックにしまう。かなり重い。。。雨の中、車やトラックがバシバシ水しぶきをかけていく国道を一路ダムまで走った。ようやくスタート地点に定刻から20分程遅れて辿り着いたが、そこにはもうだれもいなかった。いや、参加者がいないのは当然だが、スタッフとかテントとか。そんなものは一切がっさい見受けられず、どうしたものかと思っていると、一人のオジサンが駆け寄ってきて、おーいあんた達!おトモダチが先に行ってるから、最後尾があの軽トラだから、あれを目指して走って!急いで〜と言うのであった。確かにダムサイトを指差す先にはゆっくり走る軽トラックの姿が見下ろせる。もはや定番のビリっけつではあるが、今回はあそこまで追い付かないと、スタートさえ切れない。
全速力で軽トラに追い付きしばらく走って行くと、ようやく最後尾グループの姿が。そこで目に入ったのは、5人分のゼッケンをつけて走っている仲間の勇姿であった。ありがとうである。

ひとりひとりゼッケンを仲間から受け取り、ようやく全員集合、再スタートになった。5メートルくらい後ろから軽トラが追走しているのが、やや落ち着かなかったが、雨もそこそこ降っているし、、、ってリュック、リュック重いって!!なんか私だけ、負荷トレーニングになってるよ〜!

と、いうことで、たかだかポタリングレベルの35kmのハズであったが、雨、重い荷物と本当に時々現れる10%超の坂に散々苦しめられ、道中の頭の中はほぼ100%、早くゴールしてジンギスカン食べたい、電車でビール飲みたい、であった。

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今回も色々あったけど、全員無事ゴール。お寿司と天ぷらとお米を頂き、ジンギスカンもお腹いっぱい食べ、満足であった。泥だらけの自転車のことを考えるとちょっとブルーになったが、鴨川に着いたら皆で協力していっぺんに洗車しちゃおうと決め、特急わかしおで念願のビールを飲んだ後は疲労と達成感に満たされ、ぐっすり眠ったのだった。
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