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自転車病膏肓に入る、650c×28タイヤに替えてみた [Progressive クロスバイク]

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南国の風に揺られて呑気そうにみえるが、石垣島遠征の最終日、体調は絶不調であった。はやく鴨川に帰りたい。どんどん悪化していく症状を考えると、羽田から車を運転して帰宅する、ぎりぎりの体力しか残されていないように感じたのであった。高熱、喉の刺すような痛み、、、首も痛み、絶え間ない頭痛。。。ここから家に帰ること、それはロングライドイベントを完走するより遠く難しそうに思えた。

この一連の症状にはたいへん馴染みが深かった。あきらかに扁桃炎だ。が、かなり久しぶりの遭遇なのである。それもそのはず、毎年やって来る台風のような扁桃腺だったので10年くらい前に嫌になって思い切って手術したのであった。すっきりサヨナラしたはずなのに、なのにまたあれか。そんなばかな。何か他の恐ろしい病気ということはないのか。

這々の体で自宅に帰り一晩苦しんだ。翌日、迷わず耳鼻科に駆け込むと、「ああ、急性扁桃炎ですね。」とあっさり一刀両断されるのであった。イエイエ先生、そんなものにはもう罹らない塩梅になっているはずなのではないでスカ?
『。。。ご指摘のとおり口蓋扁桃は摘出されていますが、ご存知の通り、他にも扁桃は沢山あって、ご存知の通り、舌扁桃や耳管扁桃などがありますので、もちろん口蓋扁桃が増殖することもご存知、、、』



あー、そうそう!そうね!!
と、ご存知攻撃にあったおかげで色々思い出したということにしておく。





皮肉なもので、旅行が終わり帰宅して受診も終わり対策も講じられると病気の方も不思議と治ってくるものなのであった。しかし、今週末の出張に出かける体力はさすがになく、今日の日曜は自宅で療養と相成った。
ここまで読んでこられればお分かりと思うが、本ブログ今回が初の当日アップである。アップに関しては、まあ、週刊くらいでいいかなという心づもりであったが、この情報化社会においてそれもちょっとどうだろうと反省したからである。




石垣島の離島ターミナルで離ればなれとなった私とテスタッチ/トレミニヨンだが、一昨日無事に宅配されていた。体調も良くなったしということで、今日は自転車をメンテすることにした。トレミニヨンを輪行袋から出し、組み立て汚れを拭いて再度組み立てる。チェーンをガラガラでキレイにして終了。次にDAHON CurveSLを取り出してみるも、、、特にやることはないようだ。とすると、

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こちら、3年前に買った2台目の650cのクロスバイク、Progressive号(杉村自転車)である。(ちなみにその前の初代クロスバイクは700cで乗れば乗る程疲れてしまい自転車屋さんに引き取ってもらったのである。)
現在はトレミニヨンにその座を奪われているが、これで初めて勝浦に行った、初めて100km走った。初めてツールドちばに出て完走した自転車である。現在、フラットバーハンドルに戻してキャリアを付け通勤号として活躍中だ。しかし通勤買い物号としてはちょっとタイヤが細いのが常々気になっていた。
しかし悲しいかな650c、タイヤもなかなか選択肢がないのだ。650cのタイヤですぐ手に入るものは21、23、25ミリまで。26インチのホイールに替えてMTBのタイヤを履かせる、という案もあったのだが、もともとロードよりのクロスバイクであったのが仇となりクリアランスが得られず保留になっていた。

ところが、ひょんなことから650c×28のタイヤを発見したのだ。売っているのはアパレルで有名なTerryという会社である。日本ではウェアばかりが先行しているが、Terryというブランドは元々女性サイクリストの米国での草分け的存在であるジョージナ・テリーという人の店で、本国ではロードバイクも販売している。彼女の主張は女性にフィットした自転車を、ウェアを、ということと思う。Terryのロードバイクの最小サイズは、なんと24インチあるいは650cサイズである。彼女自身、身長が低いならこのサイズでないと快適でない、と語っているのだ。そのためバイク自体はスチールのものが主体だ、こんなところも好感が持てる。

いっぱい持ち上げてしまったが、要するにそのウェブショップでタイヤを見つけたという話なのだ。

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Terryオリジナル、650cで28ミリ幅です。

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買ったはいいが、かなり固いビードであった。手強かった。午後いっぱいかかってようやく装着。さすが28ミリ、どっしりしており明日月曜の通勤が楽しみなのであった。

さて、最後に。
アメリカからはるばる取り寄せたタイヤなのだったが、よくよくみるとサイドに黒々とはっきりきらめく"made in JAPAN"の文字があったことを付け加えておく。
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2011ツールドちば完走記 さいご [TESTACH Tre-mignon]

世の中ではもう来年のAudaxJapanエントリーが始まって、来年のブルベの日程まで決まっているのにまだ先月のイベントの様子が書き終わっていないのだった。次の自転車遠征も決まっており、そろそろ書き終えなくては、よっこいしょういちと、筆をとるのであった。
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ツールドちばを三日間支えるサポートカー。やはりなんだかんだといってもSHIMANOはかっこいい。ついつい、中の人に「いつもSHIMANO使ってます!!」と叫んだりして失笑を買ってしまったのであった。いばってみても、SHIMANO製を使っていない自転車を探す方が難しいのだから、仕方のないことであった。

さて、勝浦ダム激坂登頂の時点で足切りまで15分と迫っていたのであった。この日の目標は前にもお話ししたように、全員がゴールすることであったので、残り数人がダムを登るまで待機した。ここから、足切り地点の最終エイドステーション・内浦県民の森までは我らにとってはお馴染みの激坂あとの激ダウンヒルである。おそらく10分程度で到着出来る。これはギリギリ足切りされないだろう。そう思いながらメンバー全員揃ったところでダムを後にしたのであった。

と、そこでまさかの雨が。。。

雨あし自体はさほどではないものの、雲行きは明らかに海側で厚く、つまりはゴール方面である。せめて本降りになる前に急いでこの激坂を下らなければ。。。さすが人生の楽しみにしていたイベントはことごとく雨だったという恐怖の雨男部員と一緒に走っているだけのことはある。慎重に坂を下って行く。内浦県民の森休憩所までは九十九折で荒れた路面、しかも集団で下って行くわけであるので神経質にならざるをえないところだ。

みな、無事に下ってくれよ。と思ったその時。









パッカーンカーンカーン








視界の隅をなにか黒いものがすっ飛んでいき、道路を転がり、薮の中に落ちて行ったのが見えた。何がおこったか、すぐ判った。やってしまった。ツール缶の蓋だ。

説明しよう。ホイールサイズ650cの小さなフレーム。垂直方面に問題があり、座る大人物と呼ばれる私には大変にありがたく心強い存在なのであるが、650cロードバイクの欠点もいろいろある。その一つに、フレームの三角が小さいが故にボトルゲージが2つ付かないことが多い。という点があげられる。
台座がついていない自転車のためのバンドでとめるタイプの台座がいろいろ市販されていることはもちろん知っているし、買ったこともある。だが結論として、どんな台座を外付けしても前三角の面積の中にボトル(ないしはツール缶)2個は入らない、という大変悲しい結果を得ることになったのだった。縦は何とかなるんですが、横(トップチューブ方向)につかえてしまうのである。

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しかし、ブルベに出る、あるいはだんだん長い距離を走るようになると、やはりチューブは2本、パッチセット、タイヤレバー、簡易工具などなどを持たなくてはならなくなる。基本は自転車のことは自分ですることが大事と思うからである。偉そうなことを言ったが、出来ることと言えばパンクの修理くらいなのであまり偉くもないのである。ある時ブルベの参加者から教えて頂き、ダウンチューブの下に前述のバンドで留める台座をつけツール缶を収納することに成功したのであった。以後収納には困ることなく過ごしていたのであった。が。ダウンチューブ下の積載方法には問題はないのだが、この某有名ツール缶、開け閉めと関係なく徐々にプラスチックにゆがみが生じるらしく蓋がゆるんでくるのだ。一回走行中に蓋が落ちたことがあり新しいものに買い替えたのであった。いつかまた緩むかも。と思っていたが、よりにもよってこの日この時このタイミングで落ちるとは。。。

足切り前の雨の下り、もちろん急ブレーキをかけて停まる危険はおかせず蓋は転がって消えて行った。ここでダウンチューブ下収納の最大の欠点が露になる。まずは走行中には手が届かない、つまり中のものが振動で徐々に飛び出そうとしているのを押さえることはできないのである、そして最大最悪の欠点は中の物品が前輪に接触(しそうになる)ことなのだ。
そう、今、ツール缶の中の携帯工具やら出雲大社の交通安全木札がタイヤに擂りそうになっている。この下りで前輪がパンクしたら大変なことになる。。。
段差を乗り越えるたびに、ツール缶から徐々にコンニチハするお札にヒヤヒヤしながらようやく最後のエンドステーションに到着したのであった。はやくこの缶をなんとかしなければ!

最後のエイドではあったが、足切り時間がせまり殆どの参加者は自転車を降りることなく、出発して行く。「後3分で足切りします!!」

。。。仕方ない、皆には行ってもらうしかない。ツール缶をなんとかしなくてはこれ以上走れないが、かといって皆を巻き添えにはできないではないか。「足切りしまーす!」とスタッフが叫ぶ中、ひとりぼっちで自転車を降りたのだった。どうする?

今考えれば、自宅から10kmも離れていないキャンプ場にいて、後ゴールまで15kmくらいのところであったのだから、キャンプ場のどこかにこのツール缶を置いていけばよかったのだ。しかし慌てていると、なんとかして蓋をしなくては走れない、と思い込んでしまうようである。まわりを見回しても何があるわけでなし、スタッフや監視員達も足切りに追われていて忙しそうだ。どうしたらいいのか、、、雨もまた、本降りになり手に持った缶にもどんどん雨水が入るが、チューブ類はジップロックに包んであるので大丈夫だろう、、、!ジップロックだ!!

急いでジップロックを空にして、ツール缶にかぶせ余った口はジップして畳んでおく、これだけだと心持とないが、、、ボトルゲージで挟まるからいけるか?そうだ!髪の毛を縛っているヘアゴムでゲージ、ジップロック、ツール缶とまとめよう。

やった!なんとか収まった。再スタートである。
一足先にゴールしたであろう仲間を追って小湊から鴨川の海岸線を走る。いつもの道ではあるがこんな土砂降りのなかを走るのは、いつのことだっただろうか、、、せっかくの職場玄関前を通るのだが、このにわか雨では応援は誰もおらず、寂しい限りであった。信号待ちで並んでいるとお巡りさんが傘をさしており、「ごめんね?傘はひとつしかないから。。。」とすまなそうに謝るのであった。いえいえ、「私たちはあくまでこれが好きでやっているのですっ!(泣)」と軽く強がり、ずぶぬれとなりながらようやく136kmの旅が終わったのであった。私を最後に仲間は全員ゴール。二日目の目標を無事達成した。


そして明けて翌日の朝7時ツールドちば最終日。前日のゴールのあとに待機業務の傍ら、必死にサドルとシューズを乾かしチェーンに油を注し再び出走の運びとなったわけであるが、当然疲労困憊。筋肉痛はないものの、全身の筋肉が重い、パンパンである。ダンシングしようにも身体が持ち上がらない。。。私は坂はけっこうダンシングで上がるのでこれは辛い。つらすぎる。今日のテーマは前日とうって変わって、「3日目は山岳コースなので各自勝手にマイペースで走る」であるので、もうリタイアしちゃおうかなー、と始めの30kmくらいで既に考えていた。

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ぜんぜん、脚がまわりません。しかしソフトクリームは食べる。

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峠では沿道の応援も最高潮であった。なんとか歩かずに登頂したもののもう半泣きなのであった。しかしうちの部員の坂好き長老先生は、当初静かだったが、徐々に絶好調「うん、今のはイイ坂だったね!」と発言し尊敬というか、畏怖というか、ちょっとオカシイんじゃないかとか、そんな気持ちをみなに抱かせたのだった。
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3日目のお弁当も身にしみる美味しさ。

最後のエイドステーションに到着する。三日目はなんと最後のエイドのあとにまたひと坂登るという、なんというか、どうしちゃったの的コースなのだ。かずさアカデミア(ゴール)までの道は鴨川〜東京間のバスルートでもあり、だいたいどんな坂であるか鴨川住民ならば皆知っている。

さあ、最後の150mの坂を登りようやくのゴールへ。。。
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これが後日、千葉日報に掲載され、暇を見つけては熱心に何をやっているのか職場全体に知れ渡ることになった写真である。

こうして2日間で合計246kmの長いたびは終わった。自転車は自力で旅をしたという気持ちがひしひしとする。スタートからゴールまで途切れることなく自分で移動したという気持ちの良さがある。アクシデントあり、雨あり、坂あり。
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