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ツールドちば 成田〜鴨川編(承前) [TESTACH Tre-mignon]

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10/9の朝、天気予報は”朝夕に小雨がぱらつくかもしれませんが、日中は問題のない行楽日和”とのことで去年のようにはなるまいと安心してスタート地点に向かった。そういう風には決まってならないのがこの世の定めであることを、この清々しい早朝には誰もまだ気がついていなかった。
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成田市のゆるキャラうなりくんに見送られながら、出発した。蛇足であるが、(話が寄り道しやすいのは世の常であるので)この”うなり”くん。遠目には、なにやら青いイカかタコ、あるいはひと味足りないペンギンのような生物にみえる。まもなく成田市市長殿の説明で判明したが、イカでもタコでもなく、飛行機(成田空港)と特産のウナギを合わせ、うなぎ+なりた、で”うなりくん”なのだという。。。ぜひ全国ご当地キャラコンテストでうなりくんに清き一票を、という市長さんの妙に流暢な応援に見送られわれわれは出発したのであった。

さて、スタートは無事にしたものの、もう既に小腹が減っていることに気がついた。全員、前日の車酔いから一夜明けてもお腹のモヤモヤがすっきりしなかったので軽めの朝食で、もうそれもずいぶんと時間も経っておりいいかげん何かを食べたいところである。とはいえ、昼食会場は遥か80kmの彼方。寒さも手伝って、いつもより血糖が下がりやすいようだ。体温を維持するためにもカロリーが必要なんだなと妙に実感。最初のエイドステーションではなぜか低GI食品の某栄養食が配布され、いかんなくその効果を現したようで、ちっともお腹に力が湧いてこないのであった。次のエイドではバナナ。果たしてバナナ一本で昼食会場まで無事に辿り着けるのか。ふと前々回、空腹に耐えきれなくなった後続の後輩が、私に無断で車列を離れ、自主エイドと称してコンビニでオニギリを補給する、という後輩にあるまじき行為があったことを思い出した。後輩が後ろについて来ているとばかり思っていた私は、信号で、”いやー、いよいよツルちばを走っているね!!”と叫びながら振り返ると、そこには赤の他人のオジサンが。
『お連れのかたは、さっき一人でコンビニに入って行きましたよ』
と裏切りはあっさり露見し、知らんフリして戻ってきた後輩には大目玉を食らわせたのであった。今年は果たしてそういうことにはならず、2番目のエイドに到着。なにはなくてもバナナをもらい一息である。おなかが減らない?と仲間に聞いてみたところ、やはり皆空腹であった。が、そのうちのひとりが背中の袋からカントリー○アムを1パックとりだしてくるではないか。感謝感激、秀樹感激である。そうであった、前日バスに乗る前に見送りにきた某部長が、バスの中ででも食べなさいとくださったのだ。もらったはいいものの、なにも罪もないカントリー○アムではあったが、重度の車酔いのため皆から、顧みられず放置されていたのをこの後輩が持ってきてくれたのである。すまぬすまぬ、いつも背負って来るそのシマノの袋をダサイだの貧乏臭いだのそんな重いもの持っているから遅いんだだのけなして悪かった。これからは好きなだけそのビニール袋を背負うが良い。
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バナナとクッキーをたらふく食べたのち、みな血色良く80km地点の昼食会場に楽しく到着したのであった。
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毎年楽しみなツルちば弁当。この日は秋色ハンバーグ弁当。ハンバーグも美味しいが、なんと目鯛の照り焼きが入っているではないか。トマトもお米も房総産。右隅の白い固まりを大根の漬け物だと思って食べたら梨のコンポートだったこと以外は幸せな昼ご飯タイムなのであった。

さて、昼食も食べ終わり再スタートした。136kmのコースであるがこの昼食会場まではほぼフラット。ここから残り60km弱が大多喜〜養老渓谷〜勝浦ダムを通る難所なのだ。今回仲間内ではツルちばを3日完走を目指すもの、初めて100km超えにチャレンジするもの、様々であった。が、この日は全員で遅い人に合わせてチームでゴールすること。これを共通の目標にして走ることになっていた。そのため、昼食のエイドを出た時点でかなりの遅れが出ていた。ツルちばは速い順にアルファベット順で指導員に挟まれて走る(左程厳格なものではないが)。我々は、スタート時「M」グループにいたはずが、昼食後に始まった登坂のためずるずると後退し、勝浦ダムへの登りに向かう頃には「U」のあたりまで落ち込んで行った。しかし、今日の場合は全員のゴールが目的であるので、別段最終グループの”Z”になってしまってもかまわないのではある。
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勝浦ダム前の激坂を登る。この坂を克服すれば最後のエイド、内浦県民の森に到着する。この坂を登れず、押して上がったあの日の自分はもう居らず、今回は軽々と軽快にダンシングで登っていく、、、と言うわけにはいかず、自転車を降りはしなかったものの決して楽には登れないのは毎回のことである。今回は、登りで心拍数が上がりすぎるとみぞおちにクルということが判った。胃の辺りがゴボゴボ不穏な感じになるのであった。

さて、無事に坂を攻略しダムサイトで後続の数人を待つ。
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と、そこにツルちばスタッフから信じられない声がかかった。


「あと15分で足切りです〜急いで下さい!!」

足切り。最後のエイドで時間制限があることをすっかり忘れていた。だが、我々にはまだ数名坂の下に仲間がいるのである。。。

。。。というところまで書いて少々長く書きすぎたことに気がついた。どうにも先に進まない。今回もまたゴールまで書ききれず、次回の更新に持ち越すのであった。続く。
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ツールドちば2011を初めて二日間完走した話 [TESTACH Tre-mignon]

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また今年も同じように10月がやってきて、もれなくツールドちばの日もやってきた。最初の年は仲間もおらずさみしく走ったものが、今年は沢山のジテ友と走ることになったので嬉しい限りである。なにごとも一人より二人。ふたりより大勢居た方が心休まることは日本人的思考的ではあるが確かだと思う。

2011のツールドちば、略してツルちばは大幅にコースが変更され、初日が木更津成田、中日が成田〜鴨川、最終日が鴨川〜木更津という内容だった。私の参加した二日目は距離が長く最後に鴨川の自転車乗りに聞けば皆が顔をしかめる勝浦ダム前坂を含む136km、そして最終日がどうどう、1238mを獲得標高とする109kmなのであった。
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これが二日目のコースである。

ことしは社員の健康増進の名目で会社の福利厚生の援助を得て、貸し切りバスを使い成田に前日泊することにした。何故かというと、鴨川から千葉駅方面に向かう電車は夜7時台が最終なのである。夜7時、これは仕事が終わって自転車を輪行状態にしてでは間に合わない時間だ。それに路線バスが早朝深夜とも数便あるが、まさかロードバイクを10台近くも乗せられなかったからである。

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そんなわけで10/8日の夜、中型バスに乗り込みいざスタート地点の成田に出発したのであった。仕事の疲れもあってバスで一休みする予定であった。夕食も摂っておらず、ホテルのそばにロイヤル○ストがあることがわかっていたので到着後そこで食べるつもりにした。余談ではあるが、私は幾多あるファミリーレストランのなかでロイヤル○ストがだいだい大好きなのであった。早く着いて、オニオンスープやらコスモドリアやら、ハンバーグやら、どしどし食べたいものだ。夜の鴨川有料道路は車も少なく、バスは順調にまがりくねった道を進んで行くのであった、、、が。。。

。。。
。。。。
。。。。。
。。。。。。

おえー

まっくらななか、バスに揺られ房総丘陵地帯をこえているあいだに、ひとりまたひとりと気持ち悪くなっていった。。。さあ思い出してご覧。幼かったころ、遠足の楽しみとともに、いつもつきまとっていたあの不安、あの懐かしいバス酔いを久しぶりに皆でいやおうなしに味わっていたのだった。

這々の体で成田着。くだんのファミレスに向かったものの、みなの足取りは重く。頼んだ注文も、それぞれサンドイッチ、スープのみ、ヨーグルトでいいや。。。などなど、病院食かと思しき内容なのであった。あんなに食べたかったロ○ホのハンバーグはどこに行ったのか。全員、天国のマータイさんが見たら、おちおち死んでも居られないとこっちに戻ってきそうな程に食事を残し、がっくりと肩を落としてホテルに帰ったのであった。

そして迎えたスタートの朝。一夜明けても全員まだ久しぶりの車酔いを引きずっていたため、お腹いっぱい朝ご飯と言うわけにもいかず、コンビニで多少補給をしたあととりあえずスタート地点に向かったのであった。なんだか、おなかの様子も雲行きもあやしい2011年のツルちばが始まった。(続く)
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ツールドちば2011『ちばっていきましょう〜』(照 [TESTACH Tre-mignon]

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いよいよだ。とある勢いに乗って今年は初めて複数日参加なのだ。成田〜鴨川の136kmと鴨川〜上総の110km。とうぜん最終日は一番キツいコースなのであった。なにせ初日が1061人参加なのに、3日目は798人。皆正直である。しかし、人生は荷物を背負って曲がりくねった道を行くようなもの、箱の中のチョコレートはどんな味か食べてみるまではわからない、と色んな人が言っている、ような気がするのである。

皆は、ブルベで200km走っているんだから大丈夫だろう、と思うようなのだが、なにやら、自分ではちょっと違うような気がするのだった。それは、たぶん9日の夜に仕事が入っているからなような。ツルちば、仕事、ツルちば。そんなスケジュールがあっていいものなのか、ありおりはべりいまそがり、なのだ。

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9日(大会2日目)の難関の一つ、勝浦ダム前の坂を登りきればここで写真タイムである。去年はまさにバケツをひっくり返したような大雨の中、走った。今となって思い返せばみな良い思い出、、、な訳はなく、ただただ辛かった。大雨警報で、外房線も運休だったあの日。交通案内のお巡りさん、道案内のスタッフ、沿道のオバアちゃん達の顔には一様に、「自転車がそんなに好きなんだねえ、、、頑張って!」という99.99%好意のなかにちょっとだけ、「この人達、いかれてる?」という表情が浮かんでいたのであった。

とまれ、今年は雨の心配はなさそうなので、去年のように立ちゴケと転倒、パンクなどという自転車トラブルの連続ということはないように走りたいと思う。準備は万端、練習はそこそこ、あとはジャージを選ぶだけなのだった。
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